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dialogue 吉村利美「陶」・平澤重信「画」 2011.12.2−17

青森の陶芸家・吉村さん、東京の画家・平澤さんという非常に個性的であり分野の違う二人の作家が奇跡的に出合った。吉村さんの作品には絵画空間的な思考がある。また、平澤さんには立体的な思考がある。そして、それぞれの仕事には独特なマチエールがある。平澤さんはコラージュのテクニックを駆使している。描く、切る、貼る、そういった過程の中で作品は生まれている。一方吉村作品のマチエールにも貼るという痕跡が見られる。

芸術とは、心の中に、純化された世界を想起させるものと思うが、二人の作品はそこにある表層の形ではなく、内的なイマジネーションを見る者に与える。おそらくそれは、私たちが生きてきた時と空間のなかにひそんでいるものと考えられる。

さて今回、両者が一つの空間の中で出合い、対話(dialogue)をしてイメージが重なり合うことになる。私たちは、そこにどのようなイマジネーションを持つのだろうか。

  (アスクエア神田ギャラリー伊藤厚美

 

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